新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、リモートワークが日常と化した2020年現在、
これまでにはあまり聞き馴染みが無かったウェビナー(Webinar)という言葉が一般化するようになりました。
ウェビナー(Webinar)
ウェビナー(Webinar)は、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語であり、
Webセミナーやオンラインセミナーとも呼ばれる。
インターネット上で行なわれるセミナーそのもの、もしくはインターネット上でのセミナーを実施するためのツールを指す。
Web会議システムが比較的少人数での議論を主用途とするのに対し、ウェビナーは数十〜数百人規模の参加者との対話型セミナーを、Web会議システムに比べて低コストで実現することを主用途とする。-wikipediaより抜粋-
このように少人数での打ち合わせではなく、1対Nなどに向けたオンライン上でのセミナーをウェビナーと我々は定義するようになりました。
オンラインイベントとオフラインイベントの違い
まずは、上記ウェビナーを含むオンラインイベントと、これまで従来行われてきたオフラインイベントとの違いを整理してみましょう。
簡単に整理した図ではございますが、ウェビナー(オンラインイベント)のメリットとしては下記が挙げられます。
対照的にオンラインイベントのデメリットとしましては、
「視聴環境・通信環境によって映像・動画が再生されない予期せぬエラー」「ツールやサイトが複雑でうまく設定・ログインができない」「オンラインなのでインタラクティブ性が弱く参加している意識が希薄となってしまう」という点が具体例として挙げられます。
一方、オフラインイベントのメリット・デメリットに関しましては、
上記で説明させて頂いたオンラインイベントのメリットがデメリットとなり、オンラインイベントのデメリットがメリット(と言うよりかはできて当たり前)となります。
ウェビナーを円滑に進めるツールのご紹介
そこで今回は、ウェビナーを効果的に実施する為のツールを何点かご紹介させて頂きます。
1. zoom
Zoom(ズーム)に関しては、コロナ禍において一大ムーブメントを巻き起こしたツールであり、
これまでに無かった「Zoom飲み」などの語も生み出した位、市民権を得ており最早説明不要かと思いますが、
ウェビナーに関して説明させて頂くと「Zoomビデオウェビナー」と言う機能一式がウェビナーを有効活用できます。
元々Zoomはコロナ以前もWEB会議システムとして、遠方や海外のクライアントとのやり取りでskypeなどと並んで活用されておりましたが、それまでに培ったWEB会議システムとしての技術力を応用し、ウェビナー開催に向けたパッケージ機能を作成した運びとなりまして、ライブ配信・アーカイブ配信はもちろんのこと、収益化や視聴者参加でもできる事で「ウェビナーと言ったらZoom!」呼び声も高く、注目されているツールとなっております。
2. Youtube
信用と実績という意味であれば、Zoom同様「YouTube」もウェビナー(特にライブ配信)を行う上で愛用されているツールとなります。
Zoomに比べると機能は制限されてはしまいますが、やはり安定の配信環境が用意されているので、
前述で記載したオンラインイベントのデメリットである「配信エラー」などは起きにくく、多くのウェビナーにおいて愛用されております。
3. Cocripo
Cocripo(コクリポ)も簡単にウェビナーを実現できるツールとして注目を集めています。
特筆すべきは低価格でウェビナーを実現できるという点でして、
最大100名接続可能なビジネスプランは1時間換算3,000円、最大300名接続可能なエンタープライズプランでも1時間換算で3,500円と、
まずは安価でウェビナーを開催できるという部分で注目を浴びているツールとなっております。
4. Live On
Live On(ライブオン)もZoom同様、元々はWeb会議システムとして利用していただいたサービスですが、
ウェビナー需要向上に向けてウェビナー実施を実現できるツールへと昇華され、注目を浴びるツールとなっております。
機能面も充実しており、プロダクトサイトを見てみると毎日多くの導入事例が紹介されており、多くのクライアント様に信頼と実績を得ております。
5. eventos
そして最後に手前味噌ではありますが…弊社のeventos(イベントス)を紹介させて頂きます。
eventosもコロナ前はオフラインイベントでアプリを活用して頂く事をメインとした形でイベントプラットホームとして活用頂いておりましたが、
コロナの影響もあり開発ロードマップを変更し、オンラインイベントでWebを活用して頂く方向にシフトチェンジ致しました。
その中でLive!配信(ライブ配信)というライブ配信を行える機能を先駆けてリリースしており、
ウェビナーに向けた機能として「会員登録」「有料チケットの購入」「独自ドメイン設定サービス」などの機能を付け加え、
限られた有料会員が、企業様の独自ドメイン下の環境でウェビナーをワンソリューションで実現させられる点を強みとし、
現在、オンラインイベントにおいて日々導入実績を増やしているツールでございます(実績はコチラをご参照ください)
まとめ
以上、5つのツールを紹介させて頂きましたが、他にもウェビナーを実施できるツールは今回紹介しきませんでしたが多数存在します。
その中で、ZoomにはZoomの特性があり、eventosにはeventosの特性があります為、
「どのツールが優れている」などの比較は難しく、ウェビナーの規模・時期・性質に併せたツールを適用するのがベターと考えております。
参考例)
zoomが向いているシーン
一般家庭など、PCへのインストールに制限がない配信。人数を制限したウェビナー開催
eventosが向いているシーン
企業に向けたウェビナー。ログイン機能など、セキュアに配信したいウェビナー開催
まずはウェビナーを検討されている方は上記で紹介したサイトなどを参照し、
ウェビナーの開催日時、視聴人数、やりたい事などを2〜3社に問い合わせを行った上で、最適なツールを選定頂く形が理想と考えております。
いずれにせよウェビナーの需要は日々増えておりますので、複数社のサービスを使用してみて、
その中で最適であるツールをご使用頂く形式が良いのではないでしょうか。
eventosを利用してのウェビナー開催にご興味のある方は下記よりお問い合わせくださいませ。
https://eventos.tokyo/contact/