人はなぜイベントへ行くか


こんにちは、インターン生の原です。

今回は自分なりの目線で「人はなぜイベントに行くのか」を考察してみたのでつらつらと書いていきたいと思います。

急成長するイベント市場「人はなぜ、イベントへ行くのか」

 

イベント市場規模グラフ

(※ACPC調べ)

まずは上の図を見ていただきたいのですが、2010年からイベントの年間売上額は文字通りうなぎの登りの状況となっています。

この要因として挙げられるのが、上述したネットワークインフラの向上による、情報入手の簡易化は言うまでもありません。

そんな中、今回はあえて原点に戻り、なぜ人はイベントに行くのか?ということについて考えていきたい思います。

ますは簡単に大型イベントの来場者数について調べました。

 

主なイベント来場者数

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・「ニコニコ超会議2017」    15万人

・「東京モーターショー2015 」  81万人

・「東京ゲームショー2016」    27万人

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東京モーターショーの81万人は東京都で一番人口の多い世田谷区の人口くらいとほぼ同じです。

「こんなに多くの人がなぜイベントに集まるの?」イベントに行かない人はそう思うかもしれません。

なんで車やゲームを見るためにお金を払うんだと。

しかし、イベントに行くメリットは、こういうアンチテーゼが排除され且つ、同じ趣味・思考・志を持った人が集まることだと思います。

だいたい日本では3歳・4歳頃から幼稚園や保育園に通い、卒業したら小学校に通います。

そこでは集団の中で生活をし、たくさんの人と交わりながら世の中のルールや人間関係を学びます。

中学生、高校生になると自分がどういう人なのかを考え、自分の価値観と合う人と交流することが増えてきます。

もし自分という人間がスポーツに情熱を注いでいる人だとしたら、自然とスポーツが好きな人と人間関係をもつでしょう。ゲームが好きな人はゲーム好きの人を見つけ、人間関係を築いて行くでしょう。

このように、人間の持つ「どこかのグループに属したい」という欲求は中高時代にアイデンティティを獲得して行く上で、出てくる気持ちです。

アメリカの心理学者のアブラハム・マズローは欲求段階説の中で、人は生理的欲求、安全欲求が満たされるとグループ、団体、コミュニティに属したいという社会的欲求が出てくると説きました。

イベントというのは、このような人間の本能的なものの延長線にあるものではないかなと思います。

ゲームショーに行けばゲーム好きな人がいて、モーターショーに行けば車好きな人がいて、そこには言葉では言い表せないような居心地の良さみたいなものがあるはずです。

 

人は動物と比べ、物事を論理的に考えることができます。

しかし、人も所詮動物で、感覚的に本能的に生きています。それが結果として一部がイベントという形で表されているのかなと感じました。

 

普段、学校や仕事場では、”全ての人と価値観もフィーリングも合う”なんて人はいないと思います。むしろストレスを抱えることの方が多いと思います。

そんな時に同じ趣味・思考を持った”仲間”が集まるイベントに繰り出すのではないのでしょうか?

私はイベントは現代のオアシスだと考えています。実際に砂漠のように水に苦しむことは限りなく少なくなりました。

しかし、同じ情熱を抱いた者同士の熱い友情と言うのは、何をやるにもアナログな手段を選ぶしかなかった一昔に比べると随分減ったのではないのでしょうか?

その目に見えない感覚的なものを求めて、現代のオアシスであるイベントに行くのだと思います。

本来イベントに行く理由としてコンテンツの充実などが挙げられると思いますが、あえて今回は違う視点で人がイベントが行く理由について考えて見ました。