2017年に入り、東京オリンピックまであと3年となりましたね。そもそも問題だらけで開催自体危ぶまれていますが、いよいよ展示会業界にも会場圧迫問題という影響が出てきました。
1月26日に、日本展示会協会、東京ディスプレイ協同組合、電設協議会の展示会関連3団体が「オリンピック開催に伴う東京ビッグサイト使用不可問題」について共同会見を行い、例年と同規模の展示会が開催できるよう訴えたのは記憶に新しいところです。
会場の利用に影響が出る時期としては、2019年からのようです。2019年は使用可能面積が大幅に減少、2020年は4月~10月の半年間は全く利用ができなくなる予定です。ビッグサイト近くに仮設展示場の建設を検討しているようですが、既存の施設や場所を利用する検討も必要なのでは?また、ビッグサイトだけでなく他の展示会場も影響を受ける恐れがあり、展示場所が狭くなっても対応できる何かが必要になってきそうです。そこでVR/ARのコンテンツの出番でしょう。
昨年はVR元年とされ、多くのVRデバイスやコンテンツが発表されました。VRだけでなく、ARも動きが活発であり、とくにスマホソリューション・アプリの導入が活発になっていくと予測・期待されます。2017年、2018年が展示会業界にとって大きな転換期になるんじゃないでしょうか。VR/ARでのリアルタイムにセミナー動画配信、擬似空間内での出展など期待は広がります。影響が出る2019年まであと2年あります。今からVR/AR技術の実用化と費用面の現実化に取り組むべく、eventos(イベントス)も精進していきます。