今回のインタビューはRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ばれているテクノロジーを主幹業務とするUiPath株式会社 マーケティング本部 片山 俊太郎様 /大口 達也様にお話頂きました。

UiPath様が執り行う「UiPath AI EXPO」が思慮の末にオンラインイベント開催を実現した経緯、並びにeventosをどのような経緯で知り、どのような意図でご使用頂いたのか。更には今後のオンラインイベントにおける展望など、色々と深くお話を頂きました。

※片山様・大口様両名には9月17日に配信された「イベ博(eventech EXPO)」にもご参加頂いておりますのでそちらの動画も併せてご視聴下さいませ

インタビュイー

UiPath株式会社 マーケティング本部
片山 俊太郎様(左) /大口 達也様(右)

eventosを導入して「成功」した点

・eventosのアカウントを1つ登録頂ければ多くのウェビナーに参加できる事で、機会損失が解消する事が実現できた

・アカウント発行を行えば出展者が情報を発信できるので、主催者以外もイベントを盛り上げていける点

・オンラインで興味を持ったユーザーをリアル開催リード顧客データとして活用できる点

プレスリリースを見て”やりたい事を全て実現できる”と思いましたね

高瀬「本日は宜しくお願い致します。まずは、UiPath様の事業内容をお教え頂けますでしょうか」

片山「我々はRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)というテクノロジーを取り扱うシステム会社となりまして、2017年に日本法人が設立され、それより日本で事業展開を行っております(本社は2005年にルーマニアにて設立)」

高瀬「RPAというテクノロジーはどのような技術となりますでしょうか」

片山「人間が今までPCで行っていた業務(手入力・クリック・コピペ)などを全てロボットが行う事で業務の自動化が行えるシステムとなっております。第三者機関としてはITR(IT投資動向調査2020)において国内シェア1位日経コンピュータ 顧客満足度調査において2年連続で1位、米フォレスター社が選ぶRPAのリーダーポジションとして評価を頂いております

高瀬「素晴らしい受賞歴ですね…ちなみにRPAというサービスは、我々の生活のどの場面において活用されているのでしょうか?」

片山「どちらかというとRPAは表に出るよりかは裏側で使用されているケースの方が多いですね。システム間の処理を自動で行うなど」

高瀬「理解できました、ありがとうございます。それではそのような御社のRPAを紹介するカンファレンスこそが今回eventosをご導入頂いたUiPath AI EXPO 2.0 になると思いますが、前年の2019年はリアル開催を行ったのですね」

片山「そうですね、2019年は渋谷の会場にてリアルイベントを開催致しました」

高瀬「そして2020年の開催ですが、新型コロナウイルス以前からもオンラインを活用するハイブリッドイベントを企画していたとイベ博で拝見させて頂きました」

片山「2020年はオリンピックの影響もあり会場確保が難しい為、小規模な会場+オンライン開催を企画しておりましたが、一旦新型コロナウイルスの影響で凍結判断を行いました。しかしながら、やはりオンラインイベントの実施を決断し、今回のUiPath AI EXPO開催に至った流れとなります」

高瀬「そのハイブリッド開催を検討していた際に、eventosのようなツールの検討は進めていたのでしょうか」

大口「その際にはまだ漠然としか探しておりませんでしたね」

片山「凍結以前にもオンラインイベントは何件か実施していたのですが、その際にはZOOMやMicrosoft Teamsなどを使用して行っておりました。しかしながら、両社のツールは企業のポリシーで企業によっては使えないなどの制限があり、そうした部分での機会損失が考えられたので、それに代わるツールを検討しておりました」

高瀬「そのツール選定の際、前提条件などはございましたでしょうか」

片山動画配信を軸としたコンテンツを活用したプラットフォームであり、ツールによる機会損失を防げる事、そして顧客管理・ユーザー管理を簡単に行える点を重視して検討しておりました」

高瀬「何社くらいが比較検討対象だったのでしょうか」

大口「10社位で検討していたと記憶しておりますが、その中で最も自由度が高く、やりたいことが全て実現できたのがeventosでしたので、そこが選定理由ですね」

高瀬「ありがとうございます!ちなみにeventosはどのような経緯でお知り頂けたのでしょうか?」

片山プレスリリースにてサービス紹介のリリースを拝見し、そこで存在を知りました」

高瀬「私が書いたリリースですね。書いた甲斐があり嬉しく思います(笑)」

eventosを使用することで理想のオンラインイベントを実現

高瀬「それでは2020年8月18日より開催されたUiPath AI EXPO 2.0 のお話を聞きたいと思いますが、その前にeventosを使用してオンラインイベントを開催する事に対し、事前にお思いだった不安・懸念などはございましたでしょうか?」

片山「オンラインイベントを開催する点においての不安・懸念点で言いますと、参加率であったり、オンラインでしっかりと視聴してくれるか分からない点であったり、実際に視聴者の顔が見えない点が不安ではありました。eventosを使用する事に関しましてはこれまで使用していたツールではない配信でしたので、どのような配信環境が最適であるかなどの部分は不安でしたね」

高瀬「実際にeventosで配信をしてみていかがでしたでしょうか?」

片山「スタートに関しては特に問題はありませんでした。ただ回を重ねる上で配信が止まったり、なかなか再生されないなどのありましたが、我々も回線を強くしたり、御社にも環境を増強してもらったりしましたので、改善されてからは特に問題なく再生されておりましたし、現在開催中のオンラインイベント(UiPath Today)も問題なく再生できています」

高瀬「リリースしたての部分もありまして、ご迷惑をお掛けして失礼致しました…」

片山「そうした不具合もありましたが、やはりオンラインイベントならではのライブ配信、オンデマンド配信が可能な事で見逃した方などにも見ていただける事に価値を感じています

高瀬「ありがとうございます!大口様は不安・懸念などはございましたか?」

大口「eventosのLive!配信(ライブ配信)で使用するOBS(Open Broadcaster Software)の操作に関して、円滑にできるかが開始前は不安でしたね。ただ実際に使用してみると難しくなく、今ではサクサク使っています(笑)」

高瀬「先日、eventosWEBの新機能としてリリースされた“かんたんLive!配信(ライブ配信)”の機能ですと、もっと簡単に操作する事ができますので是非併せてご使用頂ければと思います。そして実際に開催されたUiPath AI EXPO 2.0はイベ博でもお話頂きましたが、結果としては多くのリード顧客獲得や満足度向上など、“大成功”というご返答を頂いており嬉しく思っております」

片山「既存のツールですと、ウェビナー事にアカウント登録を行い、その集計なども行わなければなりませんが、eventosのアカウントを1つ登録頂ければ多くのウェビナーに参加できる事で、機会損失が解消された事がやはり価値を感じています。あとは視聴者も登録が簡単で手軽に参加してもらえるので多くの方に来て頂けたとも思ってますし、リアル開催に比べて会場費などのコストカットができたのも良かったと考えております」

大口「あと既存ツールとの比較で言いますと、アーカイブ配信がやはり大きいですね。当日参加できなかった方もアーカイブ動画を後日見てくれる事でリード獲得できる事は非常に良かったと思っています」

高瀬「褒めていただいてばっかりで恐縮ではございますが…ありがとうございます!」

eventosの良さはオンライン・リアルイベント両方に対応できる点

高瀬「UiPath様には前述の”UiPath AI EXPO 2.0″以外にも、週2回ウェビナーが開催されている”UiPath Today“というオンラインイベントでもeventosを使用して頂いており、今年の2月9日より開催される”Reboot Work Festival“というオンライン展示会においてもeventosを使用して頂く事が決定しておりますが、こちらはどのようなイベントとなりますでしょうか」

片山「元々はグローバルで開催されていたイベントとなりますが、日本ではこの度2月9日より開催されるイベントとなります。日本での新製品のローンチに併せて開催され、メインコンテンツとしましてはプロダクトの紹介やユーザーの事例紹介などですが、弊社の期初にもなるの企業のビジョンを伝えたり、企業戦略を発信する場としても置いております」

高瀬「今回のReboot Work FestivalからはUiPath AI EXPO 2.0では機能が間に合わなかった“ブース機能”も出展社様にご使用頂いておりますね」

片山「eventosの出展社ブース機能は、アカウントさえ出展社様にお渡しするとそこから全て使用して頂けるのはとても良いと思っています。操作も簡単ですので、イベント自体をUiPathだけが情報を発信して盛り上げるよりも、そうした出展社様から情報を発信してイベントを盛り上げていけるのも楽しみですね。また、今回は使用しませんが、これからかんたんLive!配信(ライブ配信)も使用していきたいと考えております」

村山「それ以外にもマッチングチャットや、マッチングチャットの延長線上に“オンラインMTG”の機能も近日eventosにてリリース予定となっておりますので、是非そちらも併せてご検討下さい」

片山「それは楽しみです。是非使用していきたいと思います」

高瀬「ありがとうございます。それでは最後に、今後eventosを使用して、オンラインイベントにおいてどのような事を実現していきたいかをお教え頂けますでしょうか」

片山本当の意味でのリアルイベントとオンラインのイベント開催を今後は行っていきたいと考えております。eventosはそれができるツールだと思うので、そうした世界観を実現していきたい。eventosの良さはオンラインイベントだけではなく、ユーザー登録者が増えればリアルイベントにも活用できる点だと思っていますので、そうしたイベントを今後もたくさん実現していきたいと考えております。これから機能も拡充されると思うのでそこも楽しみですし、可能であればMAツールなどとの連携も実現して頂きたいと考えております」

大口「eventosでのイベント開催において、視聴者・登録者のデータがどんどん蓄積されておりますので、今後はマーケティング活動にそのデータを活かし、連携させて行く事が課題と思っていますので、そうした点をeventosを活用する事で実現していきたいですね」

高瀬「ありがとうございます、是非今後の開発に関する参考とさせて頂きます」

村山「UiPath様にはeventosWEBがリリースされた直後よりご使用頂き、御社のオンラインイベントも、弊社のeventosも共に成長させて頂いていると思っております。今後も満足頂けるようなサービスを提供していきたいと考えておりますので、引き続き宜しくお願い致します!」

高瀬「それでは本日はありがとうございました!」