アート×テクノロジーで周遊体験を島ごとアップデート!直島で進むイベントDXの最前線

瀬戸内海の直島、豊島、犬島を舞台に現代アートと地域文化を融合させた活動が展開される「ベネッセアートサイト直島」。自然と共生するアート体験を求めて、国内外から多くのゲストが訪れるこの地域では、近年の来島者やアート施設の増加に伴い、新たな課題に直面していました。

  • 各施設でチケット購入・入館手続きが分かれており、ゲストの導線が煩雑だった
  • システムが統一されていないため、ゲストを一人の個客として把握できなかった
  • 来島体験全体の満足度を高めるために、施設横断型の一元化が急務だった

これらの課題に対し、柔軟性と拡張性を兼ね備えたイベントDXサービス「eventos(イベントス)」が選ばれました。

eventosを選んだ決め手は、複数施設を横断したオンラインチケット販売一つのシステム上で実現できる点にありました。

加えて、

・多言語(マルチリンガル)対応によるインバウンドニーズへの対応

ノーコードでの柔軟なカスタマイズ性

アプリとCRMを一体化できる拡張性

など、アートの島ならではの多様なゲストニーズにも対応可能な点が高く評価されました。

bravesoftとベネッセアートサイト直島の協働は、システム開発にとどまらず“共創”という形で進められました。初期段階から丁寧なヒアリングを重ねることで、ベネッセアートサイト直島の運営事情や施設構成への深い理解を行い、

・アプリとオンラインチケット機能の一体開発
・施設ごとの価格変動に対応(ダイナミックプライシング)
・島内の各施設を横断するUX設計

といった高度な要求に対し、柔軟で実践的な対応を行ったことで、スムーズなサービス立ち上げが実現しました。

2024年10月、アプリと全アート施設(一部を除く)を対象としたオンラインチケットサービスが正式にリリースされ、bravesoftが開発・支援したこの仕組みにより、来島者の利便性向上と現場オペレーションの最適化が実現しました。

アプリでは、島内のアート施設情報の確認からチケット購入・予約・入館までをワンストップで提供。
アプリの利用者からは以下のような声が寄せられています。

  • 「島内移動や施設情報がひと目でわかって便利」
  • 「QRコードでスムーズに入館できる」
  • 「WEBで事前に予約できるので旅程が組みやすくなった」

bravesoftは、直島全体をひとつの体験空間として捉える視点を大切にし、施設ごとに分散していたチケット管理やゲスト情報を「一体化」することで、ユーザー視点と運営視点の両立をサポートしました。

これにより、ゲストの体験価値が向上すると同時に、現地スタッフのオペレーション負荷軽減にもつながり、「感動的なアート体験」をより多くの来島者に届けることが可能となりました。

今後は、アプリとオンラインチケットの連携によって得られるデータを活用し、来島者の回遊行動を可視化。ゲストの周遊率を向上させる仕掛けや、体験価値と売上向上の両立を目指したさらなる取り組みが進められます。

 — ベネッセアートサイト直島 担当者様より ー

「直島を訪れるすべての方が、もっとスムーズで感動的な体験を享受できるように。bravesoftとの共創を深めながら、これからの来島・周遊体験の在り方を共に考えていきたいと考えています。」

「ベネッセアートサイト直島」は、直島・豊島(香川県)、犬島(岡山県)を舞台に株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団が展開しているアート活動の総称です。

瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていくこと――各島の自然や、地域固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所を生み出していくことが「ベネッセアートサイト直島」の基本方針です。

各島でのアート作品との出会い、日本の原風景ともいえる瀬戸内の風景や地域の人々と触れ合いを通して、訪れてくださる方がベネッセホールディングスの企業理念である「ベネッセ―よく生きる」とは何かについて考えてくださることを目指しています。

そして、活動を継続することによって地域の環境・文化・経済すべての面において社会貢献できるよう、現代アートとそれを包括する場である地域がともに成長し続ける関係を築いていきたいと考えています。

公式サイト:https://benesse-artsite.jp/

公式アプリ:https://benesse-artsite.jp/app/

イベントDXサービス「eventos」とは eventos(https://eventos.tokyo/)はオンラインイベント・リアルイベント双方に対応可能なイベントの公式WEB・アプリを短期間で作成、公開可能で7,000件以上の導入実績と累計350万人以上のユーザー利用を誇る、信頼性の高いイベントDXサービスです。

 プログラミングの知識不要で管理画面(webページ)からブログ感覚で情報更新が可能です。 「チケット・来場申込」「情報収集」「マッチング」など、イベント前に使える機能から、「スケジュール」「ガイドマップ」「待ち時間チェック」のような、イベント当日のストレスを軽減する機能、「スタンプラリー」「リアルタイムアンケート」など、イベントを盛り上げる機能、イベント後の「アンケート」「分析」など、次回のイベントをより良くするための機能を備えています。 

オンラインイベントに関しましても「ライブ配信」「オンラインMTG」「オンラインチャット」などの各種機能も搭載しています。 

また、イベント公式アプリが作成できることや、イベント前・中・後を一貫してカバーする多機能性とカスタマイズ性が特長です。

Japan Mobility Show/北海道マラソン/横浜八景島シーパラダイス ほか
https://eventos.tokyo/case/


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