イベントを開くなら双方的で楽しい場にしたいですよね!そんなときにとっておきのサービス、リアルタイムアンケートについてご紹介。回答結果は即時に集計され、イベント参加者に共有することができます。
イベントを開催する企業側と、お客さんの間のコミュニケーションをとれるので、親しみを感じてもらう演出も行えます。集計結果は分析して、商品開発やサービスに役立てることができます。
今回はそんなイベントを一層盛り上げるツールを一挙にご紹介します。
リアルタイムアンケート1
 
イベント参加者の意見をリアルタイムで集計したい
国内で年間開催されているイベントは、いろんな業界で多数あります。イベントに来場してくれたお客さんを対象に、アンケートで意見を集めることができれば、ライブなので嘘がなく最新の感想として集計できます。リアルタイムなため集計結果が一刻と変化していきますので、お客さんの正直な反応もつかめます。イベントに参加しているお客さんの意見を、リアルタイムで集計したいのであれば、アンケート専用のアプリを使用する方法が、手軽に利用できますのでおススメです。アンケート用紙を大量に用意するのは、とても大変な作業になりますし、集計にも時間がかかります。
 
イベントをインタラクティブな場にしたい
イベント会場は基本的に、初めて参加するお客さんが多いです。そのためお客さんにインタビューしても、なかなか本当の意見などは答えてもらえないでしょう。体裁がいい言葉を答えとして返してくることが予測されます。ですがこれでは次に開発していく商品を作るためにお客さんの意見を活かしたり、お客さんに喜ばれるサービスを考える材料になりません。インタラクティブにお客さんの意見が聞ければ、素直な反応なためニーズも掴めます。アンケートアプリを使用することで、お客さんは気軽に本心を答えてくれる、インタラクティブ性を高めることができます。
 
効果的なアンケートの作り方が知りたい
お客さんに答えてもらえないアンケートを作成しても無駄になってしまいます。では効果的なアンケートを作るには、どうすればいいでしょうか?ポイントとしては、質問数を少なくすることです。少なくすれば答えるわずらわしさが無いので、お客さんに参加してもらう確立を上げることができます。質問の内容は分かりやすい短めの文章が、読んでもらえる人数を増やせます。個人情報などは出身の県や属性など、必要最低限の情報に答えてもらう形にして、詳細な質問はしないようにします。お客さんの詳しい意見を聞きたい場合は、解答欄を設置しておく方法がありますが、「任意」にしておくといいでしょう。
 
アンケートを行うメリットは?
リアルタイムアンケート2 
次回に向けた改善につながる
イベントを開催する企業などは、お客さんに役立つベストな計画を練って実施をしていると思われますが、見落としている点が無いとは言い切れません。気付くことができなければ、次回開催するイベントも問題無いと思い、同じような内容のイベントを開催するかもしれません。開催した後お客さんが少ないので、前回に問題点があったと気付いても時すでに遅く、お客さんは2度と戻ってこないでしょう。最悪な状況にしないために、アンケートを取り改善点を抽出して下さい。次回に繋がりますし、定期的にイベントの開催を続けていけます。
 
双方的なコミュニケーションの場になる
1対1のコミュニケーションについても同じことが言えますが、どちらか一方の人が話してばかりで、もう一人の方は聞き役になっている状態は、聞き役の人の立場になれば、2度とこの人とは会話を交わしたくないと、思ってしまうかもしれません。イベントについても同じことが言え、双方コミュニケーションを取ることが大事です。アンケートは一度に大勢の人とコミュニケーションでき、参加してもらうことで親近感も持ってもらえます。クイズ形式などにして楽しい会場にしていけば、アンケートがコミュニケーションツールになり、企業とユーザーをいい雰囲気で結びつけます。
 
軽めなアンケートに!スマホで使える無料サービス
 
Menitimeter
イベント会場のアンケートは、なるべく簡易的な内容にした方が、お客さんは気軽に答えてくれます。「mentimeter」はスマートフォンより投票できますので、誰でも手軽に操作が可能です。その場でリアルタイムに、アンケートをとりたい場合に便利です。登録不要で使用していいので、即効性もあります。お客さんに投票してもらった集計結果は、重複回答を防ぐシステムになっているため、正確な集計結果を表示してくれます。
 
Easypolls
アカウント無し(追加機能はアカウント作成必要)で作成できる、海外の軽量投票作成システムです。メールを認証した後に、埋め込みタグが作成できるようになっています。外国人が多いイベント会場で、使用してみる方法がおススメです。
 
DirectPoll
1分でアンケートを作成することができますので、イベントを開催する側の企業の担当者が、イベント会場で思いついたアンケートを、その場で作成しアンケートをとることもでき便利です。アカウントの作成は必要ありませんし、一問ごとリンクが作成できます。イベント会場でお客さんに投票してもらうためには、オンライン接続で閲覧できるブラウザが必要です。
 
イベントや講習に!法人向け有料サービス
 リアルタイムアンケート3
Respon
有料プランと無料プランがあり、無料の場合はいくつか制約がありますので、どちらがいいのか検討して使用を考えるといいでしょう。無料プランですと、アンケートの質問数に制限が出てきますし、Excel出力が出来ないなど使用の制限があります。有料プランは教室の中にいても、GPSによる出席確認が可能です。アンケート結果はExcel出力が出来、資料として作成も便利です。クリッカー(簡易アンケート)と、考えて作成した質問とどちらも作成できます。アンケートに参加している人達の、質問の集計はリアルタイムで視覚かされていて、分かりやすく表示されます。
 
SurveyMonkey
有料登録と無料登録があり、無料使用はアンケートの回答数などに制限があります。有料登録は、アンケート数が無制限になっています。質問はすぐ作成することができ、リアルタイムで集計に反映されます。簡単なアンケート作成もできますが、カスタマイズにも対応しているため、ロゴや会社名・画像を追加して、お客さんが閲覧したくなる画面に整えることができます。高度な機能も搭載されており、質問と回答検証機能でデータ収集できますので、分析をして自社商品の開発に活かしたり、次回開催のイベントの内容をプランする際に役立ちます。
 
8ppy live(ハッピーライブ)
アンケート・クイズの集計結果をダウンロード可能、設問作成数・選択肢作成数無制限、最大3,000名対応だそうです。質問の形式は3種類作成可能で、画像も表示できる選択式クイズ問題とその場で作成する問題、アンケート形式の作成が選べます。面白い機能としては参加者のつぶやきメッセージを、モニター画面に表示して、イベント会場を親近感がある雰囲気にできます。設問数は無制限に作成することができ便利です。結果のデータはCSV形式でダウンロードして、今後の資料作りに役立てられます。出題するクイズ問題は、出題順を変更及びスキップできます。
 
効果的なアンケートの作り方
 回答者の属性を特定する
リアルタイムアンケートを実施する際に、最も重要な項目として、ユーザーの属性に答えてもらうことがあります。年齢や性別・仕事の職種、何が趣味なのか、好きな食べ物の嗜好など、答えてもらえるとユーザー像が明確になってきます。詳細な分析が可能になりますので、自社商品の購入してもらいたいターゲットの反応がいいのか?自社サービスは利用してもらいたい、希望の年齢層とライフスタイルの人達に、喜ばれているのかなど方向性も見えてきます。反応が良くないのであれば、属性を分析して改善していくといいでしょう。改善した後に開催したイベントでも、リアルタイムアンケートを行い、前回より希望のユーザーに受け入れてもらえているか、比較し検討できます。
 
回答しやすい設問づくりを意識する
アンケートはなるべく大勢の人に回答してもらう方が、集計データとして正確な資料になってきます。大勢の人にアンケートに参加してもらうためには、簡単な形式で作成すると回答率が上がって良いです。アンケートの作成方法はいくつかありますが、その中でも単一回答式がおススメです。ユーザーは質問項目の中より、1つだけ自分の意見にチェックをつければいいので、簡単なので答えてもらえます。いくつか答えを選択する内容になっていますと、回答に時間がかかるため、ユーザーは答える気をなくすかもしれません。又、業界の専門用語は一般ユーザーに対しては、あまり使用しない方がいいでしょう。業界人対象のアンケートであれば、専門用語を使っても大丈夫です。
 
結果を定量化できる回答の引き出し方をする
アンケートの質問の文章を作成する際、注意するポイントとして曖昧な言葉を使わないことがあります。例えばお店によく来店しますか?1.よく来る2.あまり来ない、という選択肢になっていますと、来店頻度がよく分からない答えになってしまいます。1.月に1回以上2.週に1回以上、など具体的に回数を数字で表現してあれば、集計結果も有効な資料になります。その他には業界ファンのお客さんがメーカーに気を使って、本音の回答をしない状況にならないよう、配慮する必要があります。
 
まとめ
 
使い慣れるとリアルタイムアンケートは、イベント会場などのライブな催しに使用すると、お客さんの反応がすぐ分かり、マーケティングツールとして便利だと、理解して頂けたのではないでしょうか。全く使用した経験が無い方は、簡易アンケートアプリを使用して、アンケートシステムに慣れた後、有料を使用してみるのもいいかもしれません。大切なポイントとしては、お客さんが答えやすい簡単な質問文章にして、選択項目もなるべく必要最低限の数にしておきます。又、質問項目に数字を使用し具体的にしておくと、集計結果をマーケティングに活かせる資料として、役立てることができます。自社商品の開発やサービス、イベントなど使用場面は多いでしょう。イベントの目的により、使用するアプリを変えてみる方法もいいかもしれません。
 
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