リモートワークやハイブリッドワークが定着した一方で、コミュニケーション不足によるメンタルヘルスの悪化や組織の一体感低下が課題となっています。

本記事では、従業員の自発的な貢献意欲を引き出し、社内エンゲージメントを高める仕組みや、現場で成果を出すITツールの活用事例について詳しく解説します。社内のつながりを深め、社員が誇りを持って働ける組織づくりを推進しましょう。

エンゲージメントツールとは?(導入の意味と重要性)

エンゲージメントツールとは、従業員が組織に対して抱く貢献意欲や信頼、愛着心を可視化・改善するためのシステムです。

従来の「勘や経験」に頼るマネジメントから脱却し、従業員の意識調査や状態を客観的なスコアとして可視化することで、データに基づいた戦略的な組織改善へとシフトできる点に導入の大きな意味があります。

主な機能と3つの分類・タイプ

ツールを活用して組織改革を推進する際は、自社の目的に合わせた3つのタイプを正しく理解しておくことが大切です。

計測系(サーベイ型・データ分析)

パルスサーベイや組織診断を行い、従業員の心理状態やモチベーションスコアを数値化・レポート化します(例:Wevox、ミツカリ、Geppo等)

施策実行系(アクション・コミュニケーション型)

サンクスカードや社内SNS、リアルタイム投票などを通じて感謝や意見を共有し、関係性を強化します。(例:THANKS GIFT、Unipos、TUNAG、Live!アンケート等)

育成・対話支援系(1on1・個別育成型)

1on1の支援やスキル習得、個別施策の導入により、社員一人ひとりの自律的な成長とラーニング機会をサポートします。(例:Kakeai等)

組織改善を成功させるには、計測系ツールで現状の不満や課題を特定し、施策実行系・育成系ツールで具体的な施策(アクション)を起こす循環プロセスが不可欠です。

失敗しないツール選定時のポイント

操作性と手軽さ

回答率を高めるため、スマホから直感的に操作できるか(例:Live!アンケートのようにアプリ不要・QRコードのみで参加できる手軽さがあるか)。

連携・拡張性

既存の人事管理システムや評価制度とデータ連携し、定着率やパフォーマンスとの相関を分析できるか。

サポート体制

単にスコアを測定して終わりにせず、分析結果から課題特定後のアフターフォローや運用サイクルを並走してくれるか。

エンゲージメント向上におすすめのツール10選

← スワイプで横にスライドできます →

1. THANKS GIFT

独自の「社内通貨」を活用したサンクスカードツール。日々の感謝や称賛をポイントとして贈り合い、福利厚生等に交換できるゲーミフィケーション要素で組織文化を醸成します。

2.Unipos

従業員同士が感謝の言葉とともに少額の成果給(ピアボーナス)を贈り合うツール。オープンなフィード機能により部署を超えた貢献が可視化され、心理的安全性を高めます。

3.Live!アンケート

全社総会や社内イベントでの双方向コミュニケーションを活性化するリアルタイムアンケートシステム。専用アプリやログインが不要で、スマホからQRコードを読み取るだけで即参加できます。「Live!投票」や「Live!Q&A」などの機能で現場の熱量をその場で可視化し、一方向になりがちなイベントの一体感を高めます。

主な機能

リアルタイム集計の「Live!投票」、匿名で本音を引き出す「Live!Q&A」、順位表示で盛り上がる「Live!クイズ」。

強み

その場で「現場の熱量」や「社員の声」を可視化し、一方向になりがちなイベントの一体感を一気に高めます。

4.Wevox

学術的根拠に基づいた短時間の「パルスサーベイ」で組織状態を定点観測する解析ツール。独自のアルゴリズムでエンゲージメントの推移やスコアのばらつき、組織の強み・課題を自動でグラフ化します。

5.TUNAG

社内報、サンクスカード、1on1管理、社内検定など500以上の施策メニューを1つのアプリに集約。自社の課題やフェーズに合わせてカスタマイズできる統合型プラットフォームです。

6.ミツカリ

心理学に基づく適性検査を用いて、従業員や応募者の価値観・性格を分析。自社の社風や配属先の文化との「相性」を数値化し、採用ミスマッチ防止や最適な人員配置を実現します。

7.カオナビ

顔写真付きのデータベースで社員のスキルや評価履歴を一元管理するタレントマネジメントシステム。シミュレーション機能による適材適所の配置やパルスサーベイ機能を備えています。

8.SmartHR

入社手続きや雇用契約などの労務管理をペーパーレス化・自動化するクラウド人事ソフト。手続きの効率化で人事と社員双方の負担を減らすだけでなく、蓄積されたデータやタレントマネジメント機能(サーベイ等)を活用して組織状態の可視化・改善にも繋げられます。

9.SurveyMonkey

500種類以上のテンプレートを備えたオンラインアンケートツール。社内意識調査やイベント後のフィードバックなど、特定のテーマに基づいた自由度の高い調査・集計をスモールスタートで行えます。自社独自の設問設計やグローバル拠点への展開に適しています。

10.Kakeai

上司と部下の1on1面談を支援するクラウドシステム。話したいテーマや希望する対応を事前に共有できるほか、ナレッジの提示によりマネージャーのフィードバック品質やラーニング効果を向上させます。

社内イベントでの活性化なら「Live!アンケート」が効果的

日常的な称賛(Unipos等)や定期的なスコア分析(Wevox等)に加え、全社総会や研修などの「集まりの場」で一気に一体感を醸成したい場合は、Live!アンケートの併用が非常に有効です。

本音を引き出す匿名Q&A

普段の業務や面談では発言しにくい経営陣への質問や現場の懸念をスピーディーに収集できます。

レクリエーション活用事例

リアルタイム投票やクイズランキングなどの演出を取り入れることで、場所を選ばないハイブリッド環境でも主体的参加を促します。

関連資料

Live!アンケート サービス紹介・料金プラン資料

リアルタイムなアンケート・クイズ・抽選機能でイベントやセミナーを盛り上げる「Live!アンケート」の機能や活用プランを資料でご紹介しています。

資料をダウンロードする

まとめ

人事部門が主導する組織改善には、日常的な称賛文化の形成、定期的なエンゲージメントスコアによる組織診断、そして集いの場での一体感醸成という多角的なアプローチが欠かせません。

本記事で紹介したツールの中から自社の課題に合ったものを組み合わせ、社員が働きがいを感じられる組織づくりを目指しましょう。