沖縄環太平洋国際映画祭

(Cinema at Sea – Okinawa Pan-Pacific International Film Festival)は、環太平洋地域の優れた映画を発掘・発信し、各国の文化や民族の相互理解を深めることを目的とした映画祭です。2025年2月22日から3月2日までの9日間、沖縄県那覇市を中心に開催されました。

映画と地域、そして世界をつなぐ新たな挑戦。
「沖縄環太平洋国際映画祭」は、2023年に始まった新たな国際映画祭。アジア太平洋地域とのつながりを背景に、映画を通して人と人を結び、地域経済や文化の活性化を図ることを目的としています。

2年目となる2025年は、その運営において多くの課題を解決するため、イベントDXサービス「イベスタ」を導入。

今回はその導入背景や実際の運用効果について、運営を担う事務局長の橘さまにお話を伺いました。

沖縄環太平洋国際映画祭とは

第2回目となる2025年の映画祭では、プログラムの拡大と開催期間の延長が行われ、環太平洋地域における映画芸術を称えるだけでなく、異文化間のつながりを促進するための主要なプラットフォームとしての地位確立を目指しています。 

また、2025年の映画祭では新たに3つの部門が導入され、地域映画や地元映画産業を支援するための取り組みが強化されました。 

公式サイト:https://www.cinema-at-sea.com/

イベスタでのチケット販売ページ:https://cinema-at-sea.evesta.tokyo/web/portal/1014/event/12843

※現在は販売終了しています


目的

  • スムーズで正確なチケット管理の実現
  • 来場者情報の一元管理と分析の強化
  • イベント運営の効率化とデジタル化

課題

  • チケット管理が手作業中心でミスが発生しやすかった
  • 情報が紙ベースで分散しており、運営側の負担が大きかった
  • 当日の入場管理や来場者把握がリアルタイムで行えなかった

効果

  • 50作品近くの上映をイベスタで一括管理
  • 会場ごとの販売状況・来場者数をリアルタイムで把握可能に
  • データの可視化で次年度以降の企画・運営に活用できる体制が整った

来場者体験の最大化とスムーズなイベント運営を目指し、「イベスタ」を導入

2025年の開催に向けて、より円滑な運営と来場者体験の向上を実現するために、イベントDXサービス「イベスタ」を導入。今回はその導入背景や実際の運用効果についてお話を伺いました。


アナログな来場管理に限界を感じていた

これまでの映画祭では、来場者の受付や案内を紙やExcelなどで行っており、受付スタッフの負担が大きいだけでなく、来場者への連絡も一斉メールのみ。情報発信のタイムラグや、来場者属性の可視化が難しいといった課題がありました。

「スタッフの人数が限られる中、できるだけ少人数でも効率的に回せる運営体制を整えたいという声もあり、誰でも簡単に使えるUIや、運営サイドでも機動的に対応できる柔軟性のあるシステムが求められていました。」と橘さまは振り返ります。

さらに、海外からの来場者も見込まれる中で、多言語対応が可能な点もイベスタ導入の大きな決め手のひとつとなりました。


「イベスタ」の導入で、スマートな運営と情報発信が可能に

こうした課題を解決するために採用されたのが、「イベスタ」でした。映画祭の開催情報をイベスタのチケット販売システムで一元化し、当日の受付ではQRコードによるチェックインを導入。来場者にはスムーズな入場案内が行えるようになりました。

「とくに効果を感じたのは、受付の混雑緩和と来場者の満足度の向上です。『サイトに全部まとまっていてわかりやすい』という声を多くいただきました」と、現場スタッフの声も上々です。


来場者のデータを活用し、次回以降の施策にも

来場者のチェックイン履歴や属性データは、すべて管理画面から確認・集計が可能に。イベント終了後は、参加傾向や人気コンテンツの分析にも活用でき、次回以降の企画立案にも役立てられるようになりました。

「感覚ではなく、データに基づいた改善ができるようになったことが大きいですね」と語る橘さま。
イベスタの導入によって、映画祭運営の質が一段と高まったことを実感していただけました。


今後はさらなるファンづくりにも活用予定

来場者への情報発信をイベント当日だけで終わらせるのではなく、今後は映画祭を通じた継続的なファンコミュニケーションにも取り組んでいきたいといいます。

「映画祭を通じて築いた関係を、一度きりにせず次へつなげたい。イベスタがその接点になってくれると期待しています」


導入の決め手は「イベント運営に特化した機能」と「手軽さ」

数あるツールの中でイベスタを選んだ理由は、イベント運営に必要な機能がそろっており、かつ無料ということで初期コストを格段に抑えてスピーディーに導入できる点にありました。

「サイトを一から作る余裕はなかったけれど、イベスタならすぐにイベント専用サイトを簡単に用意できる。特にボランティアの高校生や大学生でも簡単に操作できるUIが非常に良かったです。そのおかげで、当日のオペレーションがとてもスムーズに進み、上映時間の変更にも即時対応でき、イベント特有のばたつきが無くなりました。

 また、販売データがリアルタイムで確認できることで、運営に役立てることができ、今後の開催に対し有用なデータが揃いました。」


今後の展望

映画祭のさらなる進化を支えるために、来場者との接点づくり、ファンコミュニティの醸成、さらにはオンライン企画との連携など、イベスタを活用した新たな取り組みにも挑戦していく予定です。また、海外からの来場者にも配慮し、日本ではまだ対応が少ない“多言語化”機能が活用できる点も、今後のグローバル展開を視野に入れたイベント運営として重要なポイントとなっています。


まとめ

国際映画祭では「イベスタ」の導入により、チケット販売の管理が効率化され、運営負担やコストが大幅に削減されました。さらに、販売データの可視化によって運営改善やマーケティング施策にも効果を発揮しています。
今後の機能強化によって、さらなる業務効率化や顧客満足度の向上が期待されています。

イベスタとは

イベスタは、「誰でもイベントをかんたんにスタート」可能な、ノーコード・独自ドメインのサイト制作×業界最低水準の手数料のチケット販売ができるイベントDXサービスです。

プログラミングが必要なく、ノーコードで誰でもかんたんにイベント独自ドメインの公式サイトが制作でき、チケットの販売手数料も業界最安値の1枚あたり3.6%+96円(税抜)で販売可能です。

また、当日のグッズ販売もQRコードで簡単に受け渡しができ、事前に注文数を把握することで過剰在庫を防いだりと、効率的なイベント運営を実現します。

7,500回以上のイベント導入実績を持つ「eventos」と同じシステムを採用しており、大規模なアクセスが発生するイベントでも安心してご利用いただけます。

また、独自ドメインのサイトを作れることで複数回開催される際も同じURL・同じサイトでチケット販売が可能です。参加者は1つのQRコードでどのイベントにも参加できる仕組みになっており、よりスムーズな入場体験が実現可能になりリピートにも繋がりやすいのが特徴です。