選考を通過した内定者が揃い、入社に向けた関係構築や意思固めを行う重要イベントが内定式や懇親会です。近年はオンライン開催へのシフトも進み、画面越しでいかに魅力的な企画を届けるかが担当者の共通課題となっています。
内定者フォローや内定者研修の場としても機能するこれらのイベントは、設計次第で内定辞退の防止やモチベーション向上に大きく貢献します。本記事では、内定者のエンゲージメントを高め、オンラインでも一体感を創出できるおすすめのツールやゲーム企画5選と、そのまま使えるプログラムテンプレート、効果的な運用のノウハウを徹底解説します。
オンラインで内定式・懇親会を実施するメリット・デメリット
Web会議システムや各種メディアを活用したオンライン開催には多くの魅力がある一方で、対面形式とは異なる課題も存在します。双方の特徴を正しく理解し、自社の目的に合った形式を選ぶことが重要です。
| 開催形式 | メリット(強み) | デメリット(課題) |
|---|---|---|
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オンライン開催 (Web会議・ツール) |
・コストと負担の大幅削減(交通費・会場費不要) ・地方在住者も気軽に参加しやすい ・デジタルツール活用でリアルタイム集計やクイズが容易 |
・社風や空気感が伝わりづらい ・自然な雑談や個別の交流が生まれにくい ・通信環境トラブルのリスクがある |
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対面開催 (リアル会場) |
・企業の雰囲気や人柄がダイレクトに伝わる ・同期同士や社員との偶発的な対話が弾む ・非日常感(特別な体験)を演出しやすい |
・移動時間や移動コストの負担が大きい ・会場の選定・設営など運営側の手配コストが高い ・遠方・学業都合による辞退が発生しやすい |
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オンライン内定式を成功させる準備と企画のコツ
内定式や懇親会をスムーズに運営し、参加型イベントとして成功させるための重要なポイントを紹介します。
1.スムーズな日程調整と丁寧なリマインド
内定者が増えてくると、内定者向けの案内や参加確認の取りまとめが煩雑になりがちです。参加率を最大化するために、まずは予約管理・日程調整ツールを活用して候補日程の調整を一括で行いましょう。
使用するWeb会議システムのログイン方法や通信トラブル対処法を図解したマニュアルを1週間前までに配布します。服装や背景指定などのルールもあらかじめ提示し、開催前日には改めて案内が届くよう送信しましょう。
2.充実したプログラムテンプレートの作成
一方的な講義形式やセミナーのような長時間の説明会スタイルを避け、全体のプログラムは2〜3時間程度に抑えるのが鉄則です。全体の流れを視覚化したアジェンダのテンプレートを作成し、事前に内定者へ共有しておきましょう。

チャットでのリアクション受付、ブレイクアウトルームでの少人数ワーク、スマホから回答できるクイズ・投票などを取り入れ、受動的な参加にならない設計を心がけてください。
内定式・懇親会で盛り上がるおすすめツール&企画5選
| ツール・企画名 | 特徴・概要 | 期待できる効果 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| ① Live!アンケート | スマホで即参加できるリアルタイム投票・クイズ・Q&Aツール(アプリ不要) | ライブ感演出、一体感醸成、本音の吸い上げ | アイスブレイク、社風クイズ、不安解消Q&A |
| ② バヅクリ | プロがファシリテートする100種類以上のオンラインチームビルディング手法 | 自然な自己開示、心理的ハードルの低下、運営負担軽減 | 深い相互理解、オンライン懇親会メイン企画 |
| ③ 脱出ゲーム 緊急出動 | 全員でヒントを共有し謎を解き明かす体験型グループワーク | 論理的思考力アップ、協調性・チームワーク強化 | 内定者研修、対面/オンライン体験型ワーク |
| ④ Good & New | 24時間以内の「良かったこと・新しい発見」を1人1分で発表&承認 | 心理的安全性の確保、ポジティブな雰囲気づくり | 少人数グループワーク、自己紹介タイム |
| ⑤ 企業理念関連トーク | 経営理念をテーマに自身の経験や抱負を語り合う対話型ワーク | 理念の自分事化・理解深化、価値観の共有 | 内定式プログラム、エンゲージメント向上 |
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① Live!アンケート(リアルタイムアンケートDXツール)
参加者は専用アプリ不要で、画面上のQRコードを自身のスマホで読み取るだけで「リアルタイム投票」「クイズ」「Q&A」に即座に参加できます。
特長
回答が瞬時に画面上のグラフやアニメーションとして反映され、ライブ感のある演出が可能。
内定式での活用法
自社メーカーの歴史や製品に関するクイズを出題したり、匿名Q&Aで「入社前の不安」などの本音を吸い上げたりすることで、会場全体に一体感を演出できます。
② バヅクリ(オンラインチームビルディング)
オンライン料理教室やプロによるコミュニケーション講座など、100種類以上のプログラムを備えた内定者向けエンゲージメント向上サービスです。
特長
企画立案から当日のファシリテーションまでプロに任せられるため、運営側の負担を劇的に軽減。
内定式での活用法
遊びや学びを通じて自然に自己開示ができるプログラムにより、内定者同士の心理的ハードルを下げ、深い相互理解を促します。
③ 脱出ゲーム 緊急出動(体験型グループワーク)
限られた情報(ヒント)を全員で共有しなければ解決できない仕組みのオンライン版の体験型脱出ゲームです。
特長
ビジネスに必要な「情報の非対称性」を乗り越えるチームワークや論理的思考力が試される設計。
内定式での活用法
オンライン開催でのアイスブレイクはもちろん、内定者研修としても高い効果を発揮します。
④ Good & New(ポジティブコミュニケーション手法)
24時間以内に起きた「良かったこと(Good)」や「新しい発見(New)」を1人1分ずつ発表する組織活性化ワークです。
特長
発表に対して拍手で承認し合うルールにより、ポジティブで安心感のある空間を作れる点です。
内定式での活用法
少人数のブレイクアウトルーム等で手軽に実施でき、全員が均等に話せる環境を作れます。発表内容を手元のメモに書き残しながら聞くことで、相手への関心がより深まります。
⑤ 企業理念関連トーク(対話型ワークショップ)
自社の経営理念やビジョンをテーマに、「これまでの挑戦経験」や「入社後に成し遂げたいこと」を語り合うワークショップです。
特長
企業の価値観と個人の人生経験を結びつけることで、抽象的な理念の理解(自分事化)を深める。
内定式での活用法
あらかじめトークテーマのセットを用意しておくことで、スムーズに対話を進められます。同期の価値観や人柄を深く理解するのに適しています。
まとめ
内定式や懇親会は、適切なデジタルツールやワークショップを取り入れることで、一方的な情報伝達のセミナー形式から「自発的に参加できる有意義な体験」へと進化します。
学生にとって一生に一度の思い出となる大切な一日をただの形式的な行事で終わらせないために、自社の文化に合わせたプログラム テンプレートや仕組みを設計し、内定者一人ひとりの記憶に深く刻まれる素晴らしいイベントを実現させましょう。








