イベ博DAYS開催まで残り9日となり、
現在プロジェクトメンバーは最終的な調整に入りつつあります。
その中で今回の特集記事では、今回のイベ博DAYSの主要コンテンツの一端を担う「DAYSテクノロジー」に関して、eventosの設計のみならずbravesoft全体の技術を設計するチーフアーキテクト 間宮正信にインタビュー形式で色々と説明していただきました。
全容が明らかになりつつある「イベ博DAYS」にて、リアル来場で何が実現できるか、アプリで何が実現できるかを紹介させて頂きます。
「イベ博アプリ」で体験できるDAYSテクノロジーの全貌
− イベ博DAYS開催まで残り9日となりましたが、現在はいかがでしょう?
間宮「本日も午前中にイベ博DAYSの会場となる”JPタワー”に視察に行ってきました。そこで現場検証を行ってきたので、その結果を踏まえてこれから再度調整を行っていきます」
− 今回、チーフアーキテクトである間宮さんはイベ博DAYSにどのような形で参画しているのでしょう?
間宮「代表の菅澤を中心としたイベ博DAYSの企画チームから上がってくるアイデアに対して、現在eventosで実現できる機能を鑑みて“これだったらできる”、”ここまでだったらできる”、”外部企業と連携したらできる”などと言った、技術的な線引きを行うことが主な関わりですね。その上でできないのであれば、どういう方法だったらできるのかなども考えたりしております」
− イベ博DAYS開催までの残り9日となり、もうやるべきことはほとんどが決定していると思っていますが、現在はどのような業務をしているのでしょうか?
間宮「最終的な技術調査であったり、調整であったりですね。精度をどこまで上げるのかですとか、まだまだ色々とやる事は山積みです(笑)」
− 今回はメインコンテンツとして、堀江貴文氏などをお招きして登壇を聞く“DAYSセッション”、イベント業界の見本市が並ぶ“DAYSエキスポ”、そして今回多く話を聞きたいと思っている“DAYSテクノロジー”がありますが、中でも”DAYSテクノロジー”が最もリアル来場で体験できる内容と思っておりますので、まずは「イベ博アプリ」からお話お聞かせください。
イベ博DAYS公式アプリ 導入事例
間宮「イベ博DAYSアプリは、基本的にeventosのプラットフォームを活用して製作したリアルイベント向けのコンテンツが多く搭載されております。チケット購入者に対するチケットレス決済(アプリQRコードを利用)、会場で迷わないマップ情報Live!マップ、更にはアプリ上からのライブ配信を実現できるLive!配信機能など、イベント来場者のストレスを軽減させ、楽しさを倍増させる機能を搭載しております」
− 現地でもアプリやWEBを通してライブ配信を視聴できるイメージですね。
間宮「実際に、リアルイベントで登壇を視聴している方にはLive!アンケートを活用して頂くのですが、今回のeventosで来場登録をされた方のIDをLive!アンケート側のIDと連携させる立て付けとなっておりますので、スムーズにアンケートに回答頂くことも可能となりますね」
− 入場受付のフローはどのような形になるのでしょう?
間宮「先日アップデートを発表させていただきました通りの入場機能と、更にはバッジ(入場証)機能を活用いたします。入場の際にアプリのマイページから、会員QRコードを掲示していただきますと、バッジを出力し、ホルダーに入れてお渡しさせていただきます。それ以降はバッジを首から下げていただき、各所にてQRコードを掲示いただく形となります」
− 出力されたQRコードが首から常にぶら下げて入れれば、アプリでいちいちQRコードを開き直す必要もなく便利ですね。他に、今回のイベ博DAYSアプリで実現できることはどのようなことがありますか?
間宮「あとは、beaconを活用したPUSH通知を有効活用しようと思っております。現在調整中なのですが、例えば来場者が入場した際に通知を送ったり、セミナー会場に近づいた際に通知を送ったり、そのような施策を行う予定です」
− どのような通知が送られるかは会場でのお楽しみにしましょう!
リアルイベントで体験できる未来のテクノロジーと今後のイベントの在り方
− これまではアプリを利用したテクノロジーに関して紹介いただきましたが、アプリ以外で実現できる体験はどのような内容があるのでしょうか?
間宮「”DAYSビジョン”には来場者などの情報を明示させるのですが、その中で色々な先程説明したbeaconを活用して、“誰がどこにいるのか”というのが分かるような企画を考えております。代表の菅澤など弊社の役員メンバーを対象に考えておりますが、それぞれにbeaconを携えてもらい、移動したら今どこにいるかを検出できるという機能ですね」
− それはなかなか面白い企画ですね。
間宮「会場が広いので、どこまでの精度にするかを今まさに調整している最中ではありますが、このような取り組みは他のイベントなどでも有効に活用できる企画になると我々も考えております」
− 来場者を迎える”WELCOMEボード”があるとのことですが、これはどのような内容でしょう?
間宮「来場された方がWELCOMEボードの前で、アプリかバッジに表示されたQRコードをかざすと“あなたは*人目の来場者です”と言った内容が表示されます。ちょうど切りの良い番号、いわゆるキリ番の来場をされた方にはプレゼントなども考えております」
− これも今回のイベ博DAYS以外でも多くの場面で活用できそうですね。続いて、“5ブースチェックインチャレンジ”という企画に関して説明お願いできますか?
間宮「今回は”DAYSエキスポ”に出展される企業にも読み取り用のQRリーダーを用意して頂き、来場された方がブースバッジやアプリに表示されたQRコードを掲示し、読み取っていただく立て付けで考えているのですが、これで5つ以上のブースを巡った方に、Amazonギフト券をプレゼントする企画を考えております」
− これは新しい取り組みですね。
間宮「このブース側の”QRコード読み取り”を行うことで、これまでリアルイベントで計測が難しかったブース来場者をカウントすることが可能となります。このような取り組みはまさに、イベ博DAYSで実現する未来のイベントテクノロジー(eventech)になると思っております」
− リアルセミナーの来場者も同様にチケットが売れた枚数ではなく、”実際に参加された人数”を算出することができますね。
間宮「その結果を登壇者様にレポートとしてデータ提供することも可能になリます。登壇はオンラインでも行いますので、“オンラインでは*人、リアルでは*人登壇を視聴した”という情報も提供できますし、その後ホットリードに繋がったのはリアルが*件、オンラインが*件というように比較検証することも可能ですね」
− 全体を通して、イベント参加者もテクノロジーに触れることができる一方、登壇者・出展者の方もテクノロジーの力を駆使して有用な情報を得ることができるというのは新しいですし、面白いですね。
間宮「このような取り組みはお金をかければいくらでもできると思いますし、実際にやっているイベントもあったりするんです。しかしながら、1つのイベントプラットフォームで、このようなバッジ印刷からチェックイン、更にはライブ配信までアプリもWEBも両方を一気通貫で賄えるプラットフォームはeventosだけですので、そうしたeventosの魅力を今回イベ博DAYSに参加されたイベント関係者様に感じていただきたいですね」
− ありがとうございます。DAYSテクノロジーの概要を把握することができました。それでは最後に一言お願いします!
間宮「今回のイベ博DAYSで“ハイブリッドイベントのひとつの形”をお見せすることができると思っています。こうしたイベントを開催できて、事例とすることはeventosにとっても間違いなく大きいことですので、”eventosでここまでできるんだ”ということを多くの方にわかっていただきたいですし、そうした方に是非きていただきたいですね」
最後に
今回のイベ博DAYSはこれまでのインタビューでも紹介させて頂いております通り「イベントの3年後」を紹介するイベントとなっております。
eventosが誕生した2014年、スマホ普及率は49.7%(2013年の調査結果が25%、2020年は77%)とまだまだ過半数以下で、イベントにおけるアプリ活用が有用であると誰も思っておりませんでしたが、3年後の2017年には多くのイベントに導入されるようになり、我々の選択は正しかったと実感しました。
2017年には、3年後に新型コロナウイルスの影響でオンラインイベントが普及すると誰も思っておりませんでしたが、イベントのDX化=eventechは図らずして推し進み、オンラインイベントの文化は当たり前のようになりました。
そして2021年、今から3年後のイベントを我々は予測します。
その答えは、12月17日金曜日のJPタワーで明らかになりますし、その答えを知るためのツールが「イベ博DAYS」アプリとなり、その答えが「DAYテクノロジー」であると考えています。
そして、その答え合わせは2024年となりますが、我々がこれまで辿ってきた道の延長線上にイベントの未来はあると思っておりますので、我々の選択は正しかったと3年後に言えると確信しています。
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