先日のeventosのアップデートにおいて、クライアント様からも多数リクエストを頂いておりました待望のメール配信機能を追加いたしました。
(詳細はこちらのリリースノートをご参照下さい)

以前にイベント管理に関するブログを投稿した際、本機能はまだリリース発表前となり情報を公開する事ができませんでしたが、公開を機にオンラインイベントにおける「メール送信」の効果に関してご説明させて頂きます。

eventosのメール送信機能とは?

これまではeventosの登録会員やチケット所有者に対して、eventos上からメールを配信することができませんでした。
そのため、ユーザ様にはeventosとは異なるシステムにデータを移行してメール配信をお願いしておりました。

しかしながら今回のアップデートにより、好きなタイミングでeventos上からメールを一斉送信できる待望の機能を実現しました。

イベントの前日や数時間前にリマインドメールを送ったり、イベント後のサンクスメールを送ったりすることが可能となります。

更にはeventos上で会員情報を絞りこみ、そのままメール送信を行うことも可能となるため、Salesforce連携と併せて、効率的・効果的にマーケティング施策を行う事が可能となります。
(リリースノートより抜粋)

イベントにおけるメール送信機能の活用方法

リアルイベント、オンラインイベント双方においてですが、イベントに申し込みを行った来場者様に対し、当日問題なくイベントに参加して頂くことは勿論、当日までにイベント参加のモチベーション・ボルテージを上げて頂く為には「イベントの情報提供」を主催者側から行う事が理想です。

今ではほとんどのイベントにおいて、イベント申し込みを行った際にメールアドレス情報を登録するのは定説ですが、その際に取得したメールアドレスにイベントに関する情報を「あまり送りすぎることなく」「徐々に関心を寄せられるように」メールで案内する方法が効果的ですので、そのような手法に関してお話させて頂きます。

イベント申し込み〜イベント開催1ヶ月前

イベント申し込み完了後は「申し込み完了メール」が送られますが、
イベント開催まで1ヶ月以上間隔が空いているこの時点では、まだまだ期間が先の情報をこの時点で多くメールで送っても来場者の記憶には残らないので、多く送るのは得策では無いでしょう。
よって、この時点では一斉メール送信などは特に不要です。

イベント開催2週間前

開催を2週間前に控えたこれくらいのタイミングでリマインドメールを一度送る事を推奨します。
オンラインイベントは手軽に参加できるが故に、多くのイベントに申し込む来場者の方もおり、そうした方は申し込んだイベント情報を忘れてしまうケースも往々に存在しますので、別の予定が仮に入ったとしても、まだ予定の調整がつきやすい2週間前に「イベント開催」に関して改めて通達するのがベターです。

また、イベントの特性にもよりますが、小出しに情報を出していき興味・関心を高めていく方法ができれば更に良いでしょう(追加演目や特別ゲスト出演情報など)

イベント開催3日前

これくらいのタイミングで改めてリマインドメールを送るのが無難です。

このタイミングでは「当日の留意事項」などをお伝えするのが良いでしょう。
リアルイベントであれば会場での入場案内や持ち物の指定など、オンラインイベントではログイン方法などを伝えて、当日スムーズに来場者がイベントに参加できるような案内を行いましょう。

イベント開催前日

イベント開催前日にリマインドメールを送るのも良いでしょう。
「いよいよ明日は…」などと言った語句を活用し、来場者のボルテージをここで高めましょう
(3日前に送り、更に前日にも送るのは「うるさく」感じられてしまうのでどちらか1回で良いと思われます)

イベント開催後日

イベント開催が無事終了した後には「サンクスメール」を送るのが良いでしょう。
イベントに参加してもらった御礼、イベントの延べ来場者数、イベントで活用した資料、イベントに関してのレポートやブログ記事など、イベントに対する思い出が風化してしまう前にイベントの熱量を伝え、来場者の方に「イベントが成功だった」ことを伝えるメールを送るのが理想です。

ホットリードに対するマーケティング活用

そしてここからが最も重要なメール送信機能の活用方法となりますが、イベントに参加する事でホットリードとなった来場者に対し、次回イベントの案内や新製品案内など、マーケティング施策を行う事が非常に重要となります。

オンラインイベントもリアルイベントもどちらもそうですが、イベントが単発開催で終わってしまうのは勿体無いので、イベントに参加された方に対して絶えずに関係性構築の為の情報提供を行う事が、短期的ではなく長期的なビジネスにおけるリレーション構築に必要です。

最後に

これらのイベント前後におけるメールでのコミュニケーション機会創出は、これまでのeventosで唯一行えない機能となっておりましたが、今回のアップデートにより本機能が追加され、内製化できる機能が増え、一気通貫でイベントに関する全てのアクションを行えるイベントプラットフォームとして、更にeventosのパワーアップとなる内容となっております。

eventosのメール配信機能に興味がある方は、是非下記よりお問い合わせ下さいませ。
https://eventos.tokyo/contact/

それでは次回ブログもお楽しみに!